スポンサー
マレーシアが誇る超人集団“GKK(マレーシア陸軍特殊部隊)”をご存知でしょうか?
『究極のジャングル戦闘員』として世界から注目されている最強の特殊部隊で、ジャングルでの戦いにおいて彼らの右に出る者は存在しません。
そんな特殊部隊の入隊試験は、世界でも類を見ないほど過酷だといわれています。
そこで今回は、マレーシア陸軍特殊部隊の超過酷な入隊試験を紹介します。
[ad#jun]スポンサー
GKKってどんな部隊?
GKK(マレーシア陸軍特殊部隊)の始まりは、1965年、インドネシアとマレーシアとの間で起きた“コンフロンタシ”だといわれています。
“コンフロンタシ”とは、インドネシアの対マレーシア強硬政策のことです。
当時、元イギリス植民地だったブルネイやシンガポール、サバ、サラワクが集まって共同体をつくろうとした“大マレーシア構想”に反対したインドネシア・スカルノ大統領が、マレーシア国境地帯に軍隊を送り込み、戦争状態に陥りました。
GKKの創設には、旧宗主国だった英国軍の影響を強く受けており、中でも陸軍特特殊空挺部隊と王室海兵隊第40コマンドを参考にしたといわれています。
その後、GKKは1968年の第二次マレーシア危機の際に行われたジャングル戦で大活躍し、一躍世界から注目されるようになりました。
GKKの部隊構成!
現在、GKKは3つの部隊から構成されています。
第21・22GKK
連隊の調整・統合を図り、その作戦指揮を行う部隊。
いわば司令塔のような感じでしょうか。
第11GKK
対テロ・非正規戦での直接行動や破壊工作、人質救出などを行う部隊。
また、特殊偵察などを行います。
GKKの実行部隊といったところです。
彼らはとりわけ、ジャングル戦に優れており、ジャングルでの戦いにおいて、GKKの右に出るものはいないとさえいわれています。
GKKの総数は約1800人で、特殊訓練センター“PULPAK”を通過した精鋭中の精鋭が集います。
超過酷な入隊試験!
GKKを目指す志望者たちは、3ヶ月にも及ぶ超過酷な選考訓練を通過する必要があります。
選考はPULPAKと呼ばれる特殊訓練センターで行われ、5つの訓練を通して、数多くの志願者の中から一握りの精鋭を選別します。
[ad#jun]驚きの5つの訓練!
GKKに属する全てのメンバーは、英国陸軍特殊部隊(SAS)、アメリカ陸軍特殊部隊(1st Special Forces Group)、アメリカ海兵隊武装偵察部隊(United States Marine Corps Force Reconnaissance)と共に訓練を受けます。
そして、5つすべての訓練に合格することが求められるのです。
キャンプ訓練
5週間に渡って行われる訓練で、個人の肉体と精神をテストします。
この時に、武器の取り扱いや治療技術、地図の読み方など、基本的な知識を勉強します。
また、戦闘携帯品を持ちながらの長距離移動も課せられ、多くの訓練員はこの段階で脱落します。
ジャングル訓練
2週間に渡って行われるジャングル訓練では、入隊後に必要なサバイバルスキル、フィールドスキル、パトローリングの方法を学びます。
長距離移動&湿地訓練
この訓練では、17kgの装備を持ちながら160kmの長距離移動が課せられます。
そして、見事完歩した者には、着る物なし(下着のみ)、食事供給なしの状態で7日間、湿地地帯で生活することができる嬉しい権利が与えられます。
ここで訓練員は、“生き抜く力”を訓練します。
この段階で死者が出そうな気もしますが・・・
海上訓練
ジャングル・湿地ときたら、次は海!
海上訓練は2週間に渡って行われ、カヤックやスキューバダイビング、船の操り方を覚えます。
ちなみにカヤックで160kmの航海もついてくる、まさに地獄の訓練です!
避難&回避訓練
すべての訓練員はグループに分けられ、ミッションが課せられます。
途中、“敵”に見つかり捕まった場合、恐ろしい拷問と虐待が待っています。
その後、解放され、最終チェックポイントまで、敵の恐怖におびえながら旅を続けます。
[ad#jun]・・・想像以上の過酷さです。
ジャングル訓練以降は、まさに地獄・・・
こちらの記事がオススメです!!
ちなみに僕はマレーシアで育ちました。普段はこんな側面を知ることはないと思いますが”こんなことをしている国”ということを知っているとまたマレーシアのことを好きになれるきっかけに慣れると思います。
マレーシアへ行ったことない方は是非行ってみてくださいね!おススメの観光ルートを紹介します!!
スポンサー
コメントを残す