国の政策を一つ変えるということ 中国の人口問題を例にとって|一人っ子政策が廃止されたわけ

国の政策を一つ変えるということ 中国の人口問題を例にとって

一人っ子政策が廃止されたわけ

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国連人口基金(UNFPA)は、2011 年版「世界人口白書」の中で、世界人口が 70 億人を突破すると発表していた。 インドやアフリカなど発展途上国を中心に今後も増加が見込まれ、世界の人口は 2050 年には 97億人、今世紀末までに 100 億人は余裕で突破すると予測されている。

今後進む高齢化や水、食料不足、雇用不足など多くの課題に対して解決策を提示することが私たち今に生きるものの責任だと考える。

数字やデータをみればある程度どんなことが起こるかは予測ができるわけで過去の歴史から準備をしていなかった場合、どんな悲劇が起きているのかを学生がもっと知るべきだ。

今回人口問題をテーマにまとめていこうと思い、アフリカ、インドと発展途上の国を調べていこうと考えていたが、歴史は繰り返されるという視点から人口問題において特殊な政策をとっていた過去がある中国の人口問題をまとめていくことにした。

世界人口の約 19%を占める中国が抱える少子高齢化 問題は、近い将来において、ますます世界的に影響を与える問題となってくるだろう。

中国の少子高齢化の主要因とも言える、「計画出産政策」いわゆる「一人っ子 政策」はどのような方針の下行われていたのか。

歴史的背景や現状を知ることで二度と同じ轍を踏まないためにも、そして歴史を振り返ることによって、これから人口増大問題に頭を悩ます国に仕事に行く僕にとっては新しい視点が養えるのではないかと考えている。

 

なぜ中国は一人っ子政策を廃止したのか

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「一人っ子政策」が施行されてから 30 年となり、2005 年1月には、人口が 13 億人を突破したが、「一 人っ子政策」を実施してから人口の増加率は急速に低下してきている。 合計特殊出生率(一 人の女性が生涯で産む子供の数)を、人口統計データで見ると1970 年~1975 年の平均で 4.86、1975~1980 年の平均で 3.32 であった。

1980 年代以降は急速に低下し、1990 年~1995 年の平均で 1.92、2000 年~2005 年の平均で 1.83 となっている。

一家庭当たりの子供が約5人から約2人まで作為的に落ち込むというのは、「一人っ子政策」がもたらした効果であると考 えることができる一方で、死亡率の低下に伴う高齢化が進み、社会保障の十分充実し ていない現在の中国では、高齢者の扶養など、子供に頼るしかない状態の中(文化的に子供が親の面倒を見るのが当たり前)、一人っ子同士が結婚すれば、親四人を扶養する負担になる。さらに現代において跳ね上がった子供の教育費などを考えると、さらに負担が増え、一人っ子政策をせずとも子供を2人、3人と生むということは容易にできることではない。

また、構造的に扶養負担が大きくなり、年金、医療、介護など、社会的保障制度が 未整備な中国にあって、その改革は緊急課題である。 「一人っ子政策」による弊害として、「金銭で命を買える」とやゆされるように、同政策に違反した夫婦には、「社会養育費」との名目で重い罰金が課せられ、近年の貧富の格 差拡大により、富裕層においては罰金を何度も払って二人以上の子供を生む夫婦も少なくなく、批判や、貧困層の不公平感が高まっており、罰金を払えず、二人目以降の子を届け 出ない夫婦も多く「戸籍の無い子供=ヘイハイズ」を生み出し、社会問題化しているのである。彼らは「黒孩子(ブラックチルドレン)」とよばれ、中国の社会矛盾の存在になっている。中国全土の人口統計とは別に中国政府は2010年の国勢調査で、「戸籍なき子」が約1300万人いることを把握している。これは東京都の人口にも匹敵する規模だ。後継ぎに男の子を欲しがる古い観念にとらわれた農村では、女の子の出生届は出さず、違法と知りつつも誰かに売るか、拾ってもらうか、こっそり育てるかを選び、その後やっと生まれた男の子を「第1子」として届ける夫婦がいることも事実であり、中国で戸籍を与えられなかった子供は教育も医療も受けられず、きちんとした就職先などなく、結婚も出産も手続き上はできない。

また「黒孩子(ブラックチルドレン)」とは逆に、両親や祖父母から過保護に育てられた一人っ子たちは、「小皇帝」と呼ばれ、 精神的にも肉体的にも弱く、生活能力が低いとされており、子供の弱体化が懸念されているのである。苦労から学ぶ「生きがい」を知らずに育った子供は、老いていく両親の世話を受け続ける。依存心が強く、無能な世代と揶揄されている。

子供たちは結婚後も、食事をまかなってもらうために、ひんぱんに両親を訪ねる。両親が亡くなれば、住居を手にすることもでき、あくせく働く必要もなくなる。このアダルトチルドレンたちは、「啃老族(こうろうぞく 訳注:老人にしゃぶりつく人々の意)」と呼ばれている。

こうした一人っ子政策が生んだ闇の動きが顕著になってきたことを踏まえ2016年1月1日に中国の全人代常務委員会は27日、すべての夫婦が2人の子どもを持つことを認める人口・計画出産法の改正案を採択した。1979年以来続いてきた「一人っ子政策」は終了したのである。

法改正により、1月1日以降に生まれた子どもは2人目であっても全員が「合法」とされて戸籍が認められる。中国政府は少子高齢化で将来の働き手世代の人口が急減する事態を食い止めるため、人口が増えることを警戒していたこれまでの姿勢を転換。2人目を産むことを奨励するために、改正法は育児休暇を延長する方針も盛り込んでいる。

国の政策を変えるということ

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政策を1つ変えるということに対してどれだけの注意を払うべきか理解して頂けただろうか??

日本では憲法を変えるという動きが現在あるが、この動き1つにしても今までになかった問題が噴出してくることは必ずある。例えば憲法が変われば日本の自衛隊が海外で死ぬこともあるだろう。

この問題に対してだれがどう責任をとれるのか、明確にしておかなければならない。中国では一人っ子政策の結果、様々な悩みを抱える子供が誕生した。しかしその悩みの種が解決されるには時間がだいぶかかるだろう。

政府が絡む問題は非常に解決への速度が遅い。それを理解したうえで国のかじ取りをしてほしいと思っています。

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