アルファベットの起源と変化 |古代エジプト人の命令手段としてヒエログリフが変化!

紀元前2000年ごろ、古代エジプトのファラオたち(エジプト第一王朝~プトレマイオス朝の王達の事)は、ある問題に名前を悩ませていました。

当時は近隣諸国との戦争で勝利するたびに敵兵を捕まえ、どんどん奴隷にしていました。

ところがこの奴隷達はエジプト文字ヒエログリフ(神聖文字)が読めなかったので、文章で命令を伝えることができず上手く働かすことができなかったのです。

アルファベットの起源

ポイント

・ヒエログリフ(神聖文字)はエジプト人でも読み書きできたのは一握り

・奴隷達とのコミュニケーションを取るためヒエログリフの簡略版を作成 = アルファベットの起源

太古の文字体系はエジプトのヒエログリフを含め、覚えるのが難しく、ヒエログリフを自由に扱えたのはエジプト人でも限られた人たちだった。

この時代の文字体系は文字が何千個もあって、その一つ一つが一つの意味、つまり単語を表していたため、扱える人が少なかったのだ。

そこで4000年前のエジプト人は奴隷とコミュニケーションを取るためにヒエログリフの簡略版を作り、これが今に伝わる多種多様なアルファベットの起源になったと言語学者達は考えています。

やがて西洋のあちこちで使われることになるアルファベットが生まれたことで古代人のコミュニケーション方法は様変わりした。

ヒエログリフの簡略版では一つの文字が表すのは音だけで、この方式のおかげで文字の数は数千個から数十個にまで減り、文字を覚えて使うのが、はるかに簡単になったのだ。

複雑なヒエログリフを使った文字はやがて忘れ去られて、その文字を学者が翻訳できるようになったのは1779年にロゼッタストーンが発見されてからだった。

ヒエログリフの簡略版、アルファベットは大成功だった。エジプトで奴隷になっていた者達はやがて故郷に帰るとき、この文字体系も一緒に持ち帰った。

アルファベットは近東に広がり、ヘブライ文字やアラビア文字など、この地域の様々な文字体系の基礎となった。

一方古代文明の一つを築いた海洋交易民族フェニキア人は地中海沿岸で出会った人々にアルファベットを伝えた。

ギリシア文字とラテン文字はこの古代フェニキア文字を基にしたものだ。現在では西洋の言語は英語も含めほとんどがラテン文字を使っている。

 

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